株式投資の特長
資産運用の方法として比較的メジャーなのが株式投資ですが、まだまだ「怪しそう」「怖い」といったネガティブなイメージを持っている人も多いでしょう。
おそらくそうしたイメージは、バブル期に爆発的に増えた一般投資家がバブル終焉とともに多額の借金を背負ってしまうことになった、という社会問題に起因していることではないかと思います。
バブル期以前までは日本国内での株取引には非常に厳しい制限があり、資産家でもない一般の人が購入できる株式はほとんどありませんでした。
そこで規制緩和と外資の流入が起こったことにより一般向けの株式公開が行われるようになりましたが、結果的にほとんどの人が損をしてしまう結果になったのです。
ただ当時の状況と現在では全く様子も異なっており、一般の人が株について研究や勉強をすることができるツールも多く揃えられています。
インターネットが普及する前までは、株式の売買というと証券会社の営業マンを通して売買をしてもらうという方法が一般的だったことから、自由に銘柄選びができませんでした。
しかし現在では株の取引はほとんどがネット証券に移行しており、自分のタイミングで自由に売り買いができます。
企業側も一般投資家を意識した広報活動を活発に行うようにしており、株主総会や配当で多くの人を引きつけるような工夫が見られるようになりました。
株式投資の魅力
株式投資の最大の魅力は、研究をすることで投資としての確実性を高められるということです。
というのも株式を公開するには東京証券取引所など全国の証券取引所に上場しなくてはならず、その時には企業の決算状況を必ず公開するという規則があるからです。
公開される情報は決算状況や事業内容や人事といった会社の内情を知ることができるもので、投資家はそうした情報をもとにどの株式を購入するかを考えていきます。
株式を購入するときにはネット証券で口座を開設すればその日から株を売買することができますので、証券会社の営業マンにゴリ押し営業をされるということもありません。
もちろん投資である以上は確実に儲かるというものではなく、場合によっては大きな損失が発生することもあります。
そこで企業から公表される情報をもとに、どういった方法で投資をするべきかの研究が欠かせません。
選び方のポイント
ネット証券で口座を開設すると、マイページから株式関連のニュースやアナリストのコラムを読むことができるようになります。
ある意味口座開設をどこにするかにより得られる情報が変化してくるので、あえて複数の口座を作ってそれぞれ使い分けをしてみるというのもよい方法でしょう。
株式投資で最も大切なのは情報収集なので、詳細に吟味してから購入してみてください。