憧れのライフプランを立てる「e-ライフプランニング」

ツールの特長、魅力

「e-ライフプランニング」は公益財団法人生命保険文化センターが行っている、ライフステージごとのお金の問題を診断するためのWebツールです。
生命保険文化センターは公平・中立な立場でお金に関する情報を提供することを目的としているため、特定の企業の有利にならないような精度の高い結果を受け取ることができます。

「e-ライフプランニング」では結婚や子育て、退職などといった人生の分岐点に訪れるライフプランニングの変化を予め可視化しておくということが目的であり、将来起こり得るリスクを把握できるでしょう。
公的年金制度の変更にも対応できる最新のツールを導入しており、常に正確なシミュレーションができるようになっています。

「e-ライフプランニング」できることとしては3つの要素に基づく分析です。
具体的には、「夢や目標を考えること」「現在の家計を把握する」「将来のリスクやそのその備えについて考える」という点で、それぞれの観点から結果を表示します。
簡単に言えば、まずは現在の家計状況に問題がないかを洗い出すとともに、将来の生活を豊かにしていくための方法を考えるということでしょう。

分析にはライフステージごとのプラン作成が欠かせません。
さらに不慮の事故などのリスクに対してどのように備えていくのがよいかという提案もしてくれるので、保険をかけたり年金を選んだりといったことも考えられます。

おすすめの活用法

「e-ライフプランニング」を利用することにより「収支・資産表」として一覧が作成されます。
この「収支・資産表」で、今年の収入の見込みや今年の支出の見込み、さらに昨年のデータと合わせてどういった収支状況にあるかということを算出してくれるのです。
PCおよびスマホの両方に対応をしていますが、より詳細な分析をしていくにはPCからの利用が推奨されています。

ライフプラン出力画面では、今後10年後までの収支状況をグラフとして表示します。
時間軸による表示により、何年後にどういったことが起こるかということがわかるでしょう。
こちらの内容は状況の変化により算出のやり直しや修正をしていくこともできますので、その都度考え直していくという使い方がおすすめです。

なお公式サイトには、「生活設計の今日的課題と今後のあり方」の研究報告書がアップされているので、そちらを熟読することで自分のライフプランニングの参考になります。
先に述べたようなライフプラン作成のための3つの要素については項目別にアドバイスが表示されますので、そちらと合わせて長期的な計画をしてみてもらいたいです。

あまり金融や資産運用に詳しくないという人のために基礎知識をまとめた項目もありますので、そちらも参考にしてください。