子供が生まれたときこそライフプランを見直す機会

ライフプランはどれだけ綿密に計画していたとしても、定期的に見直すことが大切です。
中でも最も大きな見直しが必要になるのが子供が生まれたときです。
子供が生まれるということは家族が一人増え、その後数十年にわたってその人ひとりの生活を扶養していかなくてはならないということになります。

夫婦ふたりだけのときには自由に使えていたお金や時間も大幅に制限されることになりますし、特に女性の場合はそれまでとは全く異なる働き方をしていかなくてはならなくなります。
そのため、その先数年~数十年をかけて必要になる費用を算出していくとともに、配偶者の収入でどこまでそれを補っていけるかということを考えなおしていきましょう。

子供が生まれることによる変化

最初の子供が生まれると、やはり二人目や三人目をどうするか考えたくなるところでしょう。
少子化と言われてはいますが、多くの夫婦は二人以上の子供を希望しているものです。
もし複数の子供を考えているなら、どのタイミングでどうつくっていくかもざっと考えておく必要があるでしょう。

また家族が増えるということはそれに合わせた住環境も整備しなくてはならなくなります。
それまで賃貸住宅に住んでいたという人も、思い切って持ち家に引っ越したり、あるいは部屋数の多いマンションへの引っ越しをしたくなるはずです。

結婚をした時からある程度想定して環境を整えているということならよいですが、そうではない場合には出産を期に一度よくライフプランとマネープランを見なおしていきましょう。

ばかにはならない教育費

それと今どきの子育てで重要となるのが教育にかかる費用です。
幼稚園か保育園かということに始まり、小中学校は公立にするか私立にするか、また塾などはどうするかによってかなりかかる費用は変わります。
どの程度教育にお金をかけるかによってかなり子供の学力も変わってくるので、そのあたりの価値観も夫婦で話し合っておく必要があります。