女性

女性のワークスタイルと生涯賃金

結婚後の働き方で変わる女性の生涯賃金

女性にとっては結婚や妊娠・出産によるキャリアの中断は、その後の人生を大きく変化させる重大な転機となってしまいます。

改善傾向にあるとはいえ今現在結婚や出産期を迎えている女性の多くは「子供が生まれたら仕事を辞める」「主婦になったらパートでいい」といったような考えを持っており、そうした生き方が女性としてのライフスタイルとして適しているというような意識が持たれています。

しかしそうした結婚後の働き方の変化は女性一人が一生のうちに稼ぐことができる賃金を大きく落としてしまうことになります。

どういった生き方が幸せであるかということは他人が決めることはできませんが、本来稼ぐことができる賃金がどう変わるかということについては知っておいた方がよいと言えます。

継続して勤務をした場合の約半分になります

一人の女性のライフスタイルをモデルケースにしてみると、仮に30代前半で一度出産のために仕事から離れその後再び働くといったことをした場合その就職先が正社員かそうでないかにより、生涯賃金は約半分となるという計算があります。

非正規雇用の場合でも契約社員か、パート・アルバイトであるかによって変わってきますが正社員としての勤務ができるかどうかにより非常に大きな差がついてしまうのは事実です。

子育てを優先させようと育休ではなく退職を選ぶ女性も多くいますが、後の就業を考えると可能な限り正社員として継続して働くことができる場所を確保しておくべきです。
目先の給与ではなく長期的に勤務ができる場所を探して就職をしていきたいですね。