意外に高額になるペットの飼育費用
ペットブームの現在ではネットに数多くの飼育中の動物の画像や動画が上がっており、幸せそうな飼い主との生活を見るといつか自分も飼ってみたいと思ったりします。
しかしいざ飼い始めてみると思った以上にお金がかかってしまうことがわかり、早々に手放してしまうということもよくあります。
ペットを飼育する人が増えてくると残念ながらマナーのよくない人も増えてしまうという現実があり、「生き物の命を預かる」という自覚がないままおもちゃを買うようにして飼育を始めるようなケースが見られます。
あまり知られていないことですがペットを飼育するためにはそのための用品を購入するだけでなく、定期的に動物病院で検診を受けたり予防接種などを受けたりしなくてはいけません。
餌代やトイレのためのシートや砂といったものもランニングコストとしてかかってきますので、年間の飼育に関してかかる費用は数万円にも及んできます。
もし重い病気になり手術や薬の治療を受けるようなことになってしまうと、その治療費に数万円~数十万もかかってくることもあるのでそうした覚悟はしておきたいところです。
犬と猫とでも異なる飼育費用
世間では「犬派」「猫派」としてペットの好き嫌いについての議論がよくありますが、実はこの二種類は飼育をしていく上でかかる費用がかなり違っています。
犬と猫の飼育費用を比較してみると圧倒的にお金がかかるのは犬の方となっており、さらに登録費用や狂犬病の予防接種などといった義務も発生します。
これが大型犬になってくると月々の食費もかなり多くかかってきてしまいますし、十分に運動をさせるためのスペースや出かけるための費用もかかります。
ペットとして飼育する場合にその動物の生涯でかかるコストは健康な場合で犬なら200万円程度、猫なら100万円程度というふうに計算されています。
またペットが高齢になってくると人間同様にいろいろな世話が必要になってくるので、ペット介護が必要になったときにどういった方法をとっていくかということを考えないといけません。