年金で旅行

年金を活用しよう

いくつかのタイプがあるのでその違いを知る

老後の生活を支えるものとして欠かせないのが年金です。
年金の仕組みをよく知って上手に活用することで、老後を安心して暮らせるようになりますので、前もってある程度の勉強と準備をしておくことは肝心です。

年金には大きく分けて公的年金と個人年金があります。
公的年金は企業に勤めていた人が対象となる厚生年金と国民年金に分かれます。
公的年金は日本国民であれば、すべての人が加入することになっていますので、安心して老後を過ごすための基礎となっています。

一方、個人年金は保険商品の一種で、それぞれがサービスの仕組みを理解して、保険料を払い続けることで受けることができます。
公的年金だけでは不安が残るという人には、もってこいの保険商品です。

個人年金にもいろいろな種類がある

その個人年金にもいろいろな種類があって、保険会社やその商品によって特徴が異なります。
大まかに見てみると、定額年金と変額年金に分けられます。
この2つの違いは、年金保険の受け取り額の違いとなって表れます。

定額年金は、契約時において、将来どのくらいの年金を受け取ることができるかが定まっているものです。
あらかじめ受け取り額が分かっているので、老後に必要な資金と収入の計算がしやすいのがメリットと言えるでしょう。

一方、変額年金は、保険商品の運用実績によって受け取り額が変わるというものです。
保険商品はそれぞれ、保険会社で運用をしていて、その時その時で実績が変動します。
もし、運用がうまくいけば、定額保険よりも高い利率で年金を受け取ることができるというメリットを持っています。
しかし、運用が傾いてしまい、実績が下がってしまうと、当初期待していた額より下がってしまうこともありますし、最悪のケースとしては支払額よりも下回ってしまう可能性も出てきます。

年金の受け取り方にもいろいろな種類がある

年金をどのように受け取るかという点でも、いくつかのタイプがあります。
60歳もしくは65歳で一気に全額を受け取るというものもあれば、通常の年金のように定期的に定額を受け取るというものもあります。
さらには、年金受け取りの期間が5年と定められているものもあれば、さらに長期に亘るものもあります。

このように、個人年金は保険額の変動があるタイプや、受け取り方に違いがありますので、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握しておきたいものです。
そして、自分の老後のプランに合ったものを選んで、どの商品が一番安心感を与え、生活を支えてくれるかを考える必要があります。

しっかりと情報収集をした上で、上手に年金保険を選ぶことが、老後を安心して暮らす秘訣と言えるでしょう。